'06年:夏〜秋

 画像はポイントすれば変わるよ#

♪2006.09.30 甲武信岳

<源流の一杯 OnMouse → 山頂ショット>
  佐久地方最後に残った信州百名山

  千曲川源流を辿り奥秩父の盟主へ、いつに無
  く今回は期待に胸が膨らむ。長野県山岳協会
  の小川山キャンプに合わせたので、下山後は
  廻り目平へ向えば良いから気分的にも楽だ。
  欲張って十文字峠への周回を選択してみた。
  次第に細くなる流れ、苔生した林床と古い案
  内表示板、昔から幾多の岳人に踏まれた道。
  登りながら色々な思いが胸をよぎる。水源地
  から僅かな急登で甲武信〜国師を結ぶ稜線。
  山頂直下は岩ガレ。武州側はガスが湧き始め
  たが富士山を始め南アの峰々・中ア・八ヶ岳
  北アの槍穂高もはっきり確認できる。山頂の
  展望を楽しんだ後は十文字峠へ縦走開始。
  本日最高点三宝山からはアップダウンを繰り
  返し高度を下げ、静かな十文字小屋へ。。

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♪2006.09.16 Yさん無事救助
  栂海新道で消息を絶ち6日ぶりに発見

  自分が読売新道へ行く前日、Yさんは親不知
  から白馬岳を目指し入山した。赤牛や水晶の
  辛い登りには、今頃Yさんも一人苦しい登り
  を頑張ってるだろう、と自分を叱咤激励。
  11日、満足の山行から帰り早速Yさんのblog
  を開くも初日しか記載が無い。こまめにUP
  する人だけに珍しい。下山予定日の12日や13
  日になっても同様。携帯に掛けてみるが留守
  モード。不安気で居たらご家族から捜索願い
  が出された。管轄の糸魚川署に問合わせると
  10日に吹上げのコルにて確認されて以降15日
  現在手がかり無しとの事。予定していた霞沢
  が雨予報の為中止となったので、捜索隊参加
  を志願し、たかちゃん里美さんと現地本部の
  蓮華温泉へ。10時ヘリにて発見無事救助(^-^

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<足取り軽く帰還 OnMouse → 無事救助に乾杯〜♪>

♪2006.09.09〜11 赤牛岳〜水晶岳

<黒部ダムから OnMouse → 二つの山頂>
  テント担いで読売新道を登る

  現役のうちに何とかこのプランを単独でやり
  たいと狙っていたが、北ア北部で唯一未踏の
  信州百名山鷲羽岳と絡め、夏休みを利用して
  勇躍出撃。車は下山の七倉へデポ、湯俣へ野
  湯三昧のJrに扇沢迄送って貰う。初日は東沢
  出合でテント泊。翌日満を持して名にしおう
  読売新道へ。ただでさえ人気のないコースに
  最盛期を過ぎた今、登る物好きは自分一人。
  6/8地点で単独の、更に上部で二人連れの
  何れも女性が下山して来た。森林限界までは
  黒部湖を囲む山並みも見えていたが、赤牛岳
  手前で完全に雨。眺望無い二つの山頂を踏み
  水晶小屋へ。宿泊者は6人と快適な夜だった
  が、明け方までの雨に鷲羽岳は断念。最終日
  竹村新道を下り高瀬館露天で仕上げとする。

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♪2006.09.02 
風越山・戸倉山
  天竜川を挟み信州百名山の里山2座へ

  本音は秋か冬に登りたい山だったが、仲間の
  ヒロちゃんが守屋山・戸倉山へ行くので登頂
  を済ませている守屋山の代わりに、こちらは
  風越山を選択する。花の撮影や名水巡りに欲
  をかき、今日も想定タイムを大幅オーバー。
  急いで落ち合い場所の戸倉山キャンプ場へ向
  うも、30分ほど待たせてしまった。二人だけ
  での山行は久し振りだったが、お互い午前中
  登った山の話しなどしながら、気負いのない
  道中となる。午後二時半と遅い出発でも気に
  すること無く、いかにも里山らしい雰囲気を
  楽しみ、下山はジャスト六時。大陸からの高
  気圧で盛夏のような暑さからは解放されたが
  2山合わせて標高差1400mは汗をかく。帰路
  に適当な温泉が無く今回は自宅シャワー。。

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<風越山頂 OnMouse → 戸倉山頂>

♪2006.08.26〜27 爺ヶ岳〜針ノ木岳

<鳴沢岳のご来光 OnMouse → 背後に針ノ木岳>
  花を撮りながら空白の稜線をノンビリ歩く

  北アルプスの主稜線のうち幾つか未踏破領域
  があり、この区間もその一つだった。若い頃
  は著名な山や縦走コースに目を向けがちだっ
  たが、近頃は信州百名山の里山や今回のよう
  に未だ歩いてない稜線へと関心が移る。丁度
  昨年同じ時期に蓮華〜烏帽子岳と歩いたので
  白馬〜双六岳の主稜線が繋がった事になる。
  爺や針ノ木は大勢の登山者で賑わっていたが
  両山に挟まれた岩小屋沢・鳴沢・赤沢(三山
  続けて山名に沢が付く)スバリ岳と連なる峰
  は一気に訪問者が減ってしまう。何れも標高
  2600-2700m級で各山を結ぶ稜線上では多数の
  高山植物が歓迎してくれた。花の撮影で何度
  も足を止め相棒には迷惑を掛けてしまったが
  病後の回復確認に良いペースと慰めの弁。。。

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♪2006.08.21 虫倉山ガイド
  千葉市からの小学生を虫倉山へガイド

  山村留学で来村の子供達26人と付添いの先生
  を案内して虫倉登山。都会のちびっ子に田舎
  暮らしを体験してもらう催しの一環で、急遽
  夏休みを取り二人の山岳会員と共にガイド役
  を引き受ける。元気な子供達は先生の注意も
  何処吹く風とワイワイガヤガヤ。花や虫にも
  興味を示し、名前を教えてあげたりコースタ
  イムの説明などで、あっと言う間に山頂へ。
  生憎の曇り空で自慢の展望は叶わなかったが
  殆どの児童が本格的登山は初めての体験との
  ことで、往復三時間を楽しんでくれた様子。
  下山後、丸山公園で一緒に弁当を食べ、迎え
  のバスを待つ間は不動滝のサンショウウオ探
  しに興じる。残り二日間は村内家庭に泊まる
  が、楽しい思い出を持ち帰って欲しい。。

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<ピース♪ OnMouse → サンショウウオいるかな?>

♪2006.08.19 
白砂山

<ガスに煙る白砂山 OnMouse → 右背後に山頂標識>
  野反湖畔から登る遠い信州百名山

  小秀山も一般的には岐阜側から登るが、この
  白砂山の通常ルーも群馬県からアプローチ。
  台風の影響か湿って暖かい空気が太平洋から
  吹き付け、菅平は晴れていたが嬬恋は濃霧。
  計算通りの時間に野反湖へ到着するも、今日
  の眺望は早々に諦めムード。代わりに登山道
  脇の高山植物を楽しみながらの山行に切替。
  堂岩山を過ぎ笹の稜線に出るとお花は一気に
  種類が増えた。またまたマクロ用のデジカメ
  を持って来なかった事を後悔。吹き上げる霧
  に包まれていた山頂も、暫くすると信州側が
  晴れてきて苗場山・鳥甲山・佐武流山が姿を
  見せる。下山後は尻焼温泉川の湯露天風呂を
  楽しみ、折角だからと草津の湯にも浸かる。
  お陰でログ戻りは予定より遅れ九時近く。。。

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♪2006.08.05 
天狗山&茂来山
  佐久に聳える信州百名山の里山2座へ

  二週間前に企画したが風邪気味で断念。ログ
  の天窓から見える青空に悔しい思いをした。
  そんな思いも今日の快晴で充分払拭された。
  先ずは馬越峠から1時間で山頂に立てる天狗
  山へアタック。お花は期待せずお手軽カメラ
  を持参したが、意外にも登り始めからフシグ
  ロセンノウのお出迎え。後悔先にたたずか。
  山頂からの眺めは正に360度の大展望!
  真っ青な夏空に感謝。下山後は佐久穂町へ。
  茂来山の登頂ルートに選んだのは霧久保沢コ
  ース。お目当てのコブ太郎と、その少し上部
  やはりトチの巨木は周囲の雑木林と相俟って
  癒し効果絶大。天狗山では誰とも会わなかっ
  たが、ここでは知人も含め7名に挨拶。
  立ち寄りは訳あって今日も天狗温泉 (^-^;

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<快晴の天狗山 OnMouse → 同じく茂来山頂>

♪2006.07.30 第42回村民登山

<草すべり OnMouse → 黒斑山頂♪>
  本番は好天に恵まれ今年の行事も無事終了

  梅雨が明け切れず心配された空模様も16人の
  想いが通じたのか、結果として梅雨明け宣言
  の出るまずまずの天気となった。公民館前を
  出発した村のマイクロバスは、途中で3人を
  拾い一路車坂峠へ。チェリーパークラインを
  登る頃から霧の上へと抜け、槍が鞘手前では
  浅間も姿を見せる。団体でタイムロスも心配
  されたが、今年の一般参加者は健脚揃い、J
  バンド到着は予定より早い。昼食時に作った
  豚汁も好評でお代わり三杯も。蛇骨岳までの
  縦走ではお腹が苦しくヘロヘロになるほど。
  樹林帯・草原・岩場と変化のある歩きや、移
  動する度に変わる浅間山の姿が参加者に好評
  で、豊富な高山植物と天狗温泉の褐色の湯も
  充実した山行を一層引き立たせただろう。

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♪2006.07.29 北信越国体山岳競技
  40年前の感動に少しばかりの恩返し

  高校三年の秋に出場した大分国体山岳競技。
  地元の人々から盛大な歓迎やもてなしを受け
  大いに感激。久住・傾・祖母を歩いた記憶よ
  りも下山後の歓待の方が強烈な思い出だ。
  時を経て、今日は今年の兵庫国体への北信越
  予選(名称は北信越国体だが)。あの時と同じ
  感動を味わえる代表は長野から出るのか?
  明日の縦走種目は手伝えないが、クライミン
  グのビデオジャッジとして今日だけ参加。
  成年女子選手三人はいずれも東北信支部所属
  山岳会のメンバーで顔馴染み。競技役員の立
  場を離れついつい応援してしまう。最終結果
  は明日の縦走競技を加味して決まるが、新潟
  代表の二人ともゴールしただけに厳しいか?
  でも、今年がダメなら来年もあるさ。。。

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<応援風景 OnMouse → 健闘した成年女子>

♪2006.07.17 村民登山下見

<蛇骨岳 OnMouse → 黒斑山頂♪>
  雨の中、設定タイムにてルート確認

  今年の村民登山は黒斑山周回。予定ルートは
  車坂峠〜表コース〜トーミの頭〜草すべり〜
  湯の平〜賽の河原〜Jバンド〜蛇骨岳〜黒斑
  山〜中コース〜車坂峠。候補地提案者だけに
  下見もお付き合い。同行のヒロちゃんは平気
  な顔だが、下りでは昨日の筋肉痛が出る。。。
  雨は出発から帰着まで降り続き、お陰で周り
  は霧に包まれ写真は記録用にポイント地点の
  人物のみ。見かけた花々はしっかり目に焼き
  付けておこう。Jバンドへの登りから蛇骨岳
  黒斑間は初めて歩いてみたが、蛇骨岳までの
  山稜はとても標高2,300m程とは思えないアル
  ペン気分を味わえた。本番ではお花と共に参
  加者を楽しませてくれるだろう。
  立ち寄りは本番時の予約も兼ね天狗温泉へ。

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♪2006.07.08-09 夏山登山教室
  就任初の大仕事も皆さんの協力で無事終了

  恒例の長山協主催東北信支部主管「夏山登山
  教室」を土曜の午後から開催。事前PRが効い
  たのか、一般から25人の参加があり大盛会。
  県警山岳遭難救助隊副隊長の悲惨な遭難事例
  紹介や、信州山歩き地図作者の共感できる話
  に講演中の居眠り者なし。夕食から始まった
  親睦会も消灯まで盛り上がる。日曜は雨が降
  ったり止んだりのはっきりしない天気だった
  が、四阿山〜根子岳山行を予定通り行う。
  毎年この時期の実施だけに梅雨空は仕方ない
  か。それでも時折北アをはじめ周囲の山並み
  も確認でき、お花も例年通り見られ、事故や
  脱落者もなく下山できたので良しとしよう。
  牧場駐車場で閉会式・解散の後、中条山岳会
  スタッフは改装なった保科温泉で汗を流す。

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<懇親会を前に OnMouse → 根子岳山頂♪>

♪2006.07.02 大町人工岩

<人工岩場全容 OnMouse → リードに挑戦♪>
  雨のため東山を中止して大町人工壁へ

  前日に中止決定となり、長野山岳会岩トレへ
  交ぜて頂く。会場は長野県山岳総合センター
  の人工岩場、もちろん屋根付きで雨天可能。
  先ずはトップクライマーみのり姫がリードで
  登りトップロープ設置。続いてM野指導員が
  ムーブの感触を確かめ茅野山岳会M子柴さん
  が続く。やっと自分の番となり二週間ぶりの
  クライム。取り敢えず無難に支点まで到達♪
  物見の時と違って高さがあったので、一回の
  クライムで腕がパンパン。暫し休憩した後は
  やはり赤塚嬢が支点を作った別ルート挑戦。
  こちらはハングもありグレード5.11。途中で
  テンションをコールしダウン。最後は初めに
  登ったルートでリードの練習。何とか目標点
  までクリップでき、満足×2の半日。

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